医療保険に入る前に知っておきたい「高額療養費」とは?

高額療養費という制度をご存じでしょうか?これは、公的な健康保険の制度で、医療費の負担を軽くするためのものです。
8.医療保険に入る前に知っておきたい「高額療養費」とは?

1か月の医療費を8万円にできます

入院などで医療費がかさんでしまった場合でも、実際に負担する金額には限度額があります。一般的な所得の人の場合は、約8万円です。(かかった医療費が非常に高額な場合はもう少し増えます)

例えば、医療費が20万円かかった場合、病院には20万円支払いますが、その後健康保険の手続きをすることによって「限度額の認定」をしてもらえば、差額の12万円ぐらいが払い戻される、という仕組みです。

あらかじめ医療費がかかることが分かっている場合は、あらかじめ手続きをして「限度額認定証」を入手すれば、はじめから限度額に応じた金額を支払うだけで済みます。また、数か月にわたって入院した場合など医療費がかさむ月が多い場合はさらに限度が下がり、自己負担金額は少なくなります。

限度額は所得や年齢によって変わります

一般的な所得の現役世代の方であれば、限度額は約8万円です。一方、低所得の人の場合は35,400円、上位所得者の場合は15万円強になっています。さらに、70歳以上になると限度額が変わり、現役並み所得者~低所得者まで4つに分けられそれぞれに限度額が決められています。

高額療養費制度の注意点

 暦月が基準になっている
限度額の計算は、その月の1日から末日までが対象となります。ですから、「3月20日から4月10日まで入院した」というようなケースだと、それぞれの月において限度額の認定がおこなわれるので、自己負担額は増えてしまいます。

 保険適用外の治療は対象にならない
入院中の食事代など健康保険の対象にならないものに関しては、高額療養費の対象にはなりません。そのほか、先進医療と呼ばれる高額な治療を受けた場合も対象にはならず、全額自己負担になります。こうした保険適用外の費用に関しては高額になりがちなので、医療保険に加入して出費に備えるのが良いですね。

なお、医療保険については、以下の記事でも一部紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
これって外すべき?医療保険の「先進医療特約」とは
がん保険には入るべき?がんの治療費の平均はどのくらい?


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